GFSのサイズの実質的な上限は?

公式FAQによれば、すべてのクラスタノードが64bitOSを走らせている場合、GFSの理論的な最大サイズは8EB(エクサバイト)。しかしながら、実質的なサイズは様々な要因により制限される。

制限の中で意外と気がつかないのは、fsckできるサイズの上限。
http://sources.redhat.com/cluster/faq.html#gfs_fsck1
によれば、45TBのGFSボリュームをgfs_fsckで検査するために必要なメモリ量は、15GBだそうだ。これだけの物理メモリを積んでいるマシンというのはそうそうなくて、普通は2~4GB程度。必要なメモリがボリュームサイズに比例するとすれば、2GBの物理メモリサイズ内でfsck可能なボリュームサイズは、せいぜい6TB程度になる。

もちろんSwapを追加すれば、もっと大きなサイズでも対応できるのだが、当然fsckにかかる時間は増大する。現実的なメンテナンス期間内にfsckを終わらせることができるかどうか、という観点も、実運用上は重要ではあるまいか。ちなみに、上記の45TBボリュームの検査にかかる期間は丸二日とのこと。ここら辺は実測して感覚をつかむしかないなあ。


| | 2007-07-30 05:59

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