実家は楽でいいな。黙っていても三度の飯が出てくるし。
Dark Tower Vを読了。キングの小説では、しばしば複数の作品に同一の人物や地名が登場するが、今回はさすがに驚いた。キャラハン神父の後日談がこんなところで拝めるとは・・・。物語の終わりにはずばり「呪われた町」という名前の小説まで登場して、かなりメタフィクション的な気配を帯びてきましたよ。
それにしても、この小説は、キング自身の作品、及び他の作家の作品へのオマージュが濃厚に感じられる。世界の間を頻繁にフリップする様や、魔術師の虹の描写は、タリスマンを思わせるところがあるし、農民がガンスリンガーに助けを求める様は、七人の侍そのものだ(あとがきでキング自身が七人の侍を参考にしたことを明言している)。他にも敵の持っている武器が「ハリーポッターモデル」と銘打たれていたり、ライトサーベルそっくりだったりして、にやりとさせられる。これらの他の作品との境界をあえて踏み破るような小道具は、明らかにストーリー上の伏線だろうと思われる。キングがどのように料理して見せてくれるのか、大変気になるところである。
しかし気になって調べたら、Dark Towerって2004でVIIが出て完結してるのね。
http://www.stephenking.com/DarkTower/
キングファンには周知の事実だったのかもしれないが、赤っ恥をかいた。
| | 2006-05-04 01:19